順 |
質問者 |
質問事項及び趣旨 |
|
1 |

岸野 雅人 |
1.布場ゲレンデは現在も将来も必要なゲレンデと考える。
昨年の9月議会、布場ゲレンデ営業継続についてのご答弁は、『前2シーズンを見ての判断。すぐに閉鎖は影響が大きいので延長したが、閉鎖せざるをえなくなってきている。』でした。その後、布場土地組合の方や、現在運営をしているハイランドパークさんからお話を聞き、資料もいただきました。
@ 第一に修学旅行≠フ受入れ実績を考えると。
第二にリフト輸送人員数≠ニゲレンデそのもの≠ゥら見て。
第三に悪天候時やトラブル時≠ノおける必要性。
第四にチケット販売≠ノ見える地域、そして歴史文化との関係。
第五に経費算出の考え方
パトロール他の人員配置と圧雪の経費について
第六に地代≠ニの関係。
これらを考え合わせると、布場ゲレンデはそれほど経費がかかっているとも言えず、現在も将来も必要なゲレンデと考えるが、どうか。
A当初の決定通り『一旦は精算の上で2年間営業を続け様子を見る』のは良いとして、『すぐに閉鎖は影響が大きいので延長したが、閉鎖せざるをえなくなってきている』ではなく、今後は『様子を見ながら2年ごとに契約を更新して行きます』とすべきと考えるが、どうか。
参考資料 ハイランドパークより
修学旅行利用者数・リフト輸送人員の合計人数推移
布場ファミリーリフト布場ロマンスリフト冬季輸送人員
湯沢高原事業所冬季営業総括・布場スキー場の収支概算
参考資料 役場総務部より
地代支払額の変遷・用地実測図
2.湯沢高原スキー場の将来像を考えよう。駐車場の整備は必要。
駐車場整備だけの問題ではなく、湯沢高原が、あるいはその運営がどういう形になるのが望ましいか。考えるべき時を向かえていると思います。目の前の駐車場整備と、将来の形について伺います。
@ 湯沢高原スキー場に訪れる方の60%〜70%程度は自動車で来られるお客様だそうです。スキー場全体、特にファミリーと布場の両ゲレンデの収支を改善するためには、駐車場の整備は不可欠だろうと私は考えます。旧『ゆやま荘』跡の駐車場整備は、新幹線高架下の安全性と、温泉通りの将来を考えて必要なことでした。しかしファミリーと布場両ゲレンデの収支の改善を言うのなら、布場リフトA線バーンの南東側に自家用車向けの駐車場があることが最善です。平成27年度以降入りそうな、湯沢高原ロープウェイ施設の使用料の一部をあてがい、毎年少しずつでも、簡易でも駐車場整備を始めるべきと考えます。必ず収支は改善すると思いますが、いかがですか。
A町も運営会社も、積極的でも消極的でも何かと言われるのが現状です。仮に運営会社が積極的でも5年以内の数年後には、もしかすると撤退し、投資分は町に寄付しなければなりません。運営を任せる期間を、投資しても回収出来る程度の長い期間にするとか、あるいは優良にして信用のおける会社に売却するとか。そのようなことも考えてはいかがか。民間企業ならやれることも多い筈です。
今の契約形態のままでは、このような課題を引きずって行くことになります。いかがお考えか。
3.スキーワールドカップ、2千万円以外の町の負担はどれほどか。
アルペンスキーワールドカップ湯沢苗場大会の開催は、平成25年の12月、町長の当選後から少しずつ話題になりはじめ、平成26年3月議会の施政方針で大会誘致の方向が示されました。
平成27年3月議会、開催決定は4月にするとしつつ当初予算に2千万円が計上され、4月30日の議員全員協議会で『開催をする』と報告を受けました。
現在、湯沢町の現金支出は2千万円となっていますが、実際にはその他に様々な費用がかかります。職員のスキーW杯開催へ向けての準備業務も大会前後の実際の取組みなどは(突発的な事故対応とは違い)、大会誘致をしなければ発生しない業務であり通常業務とは明らかに異なります。覚悟を決めて開催する以上は、今からこれらを明らかにして町全体の理解を得て、堂々と進むべきと考えます。
平成26年度と27年度で、現金以外の湯沢町の支出は、準備と大会前後の人件費を含め、いかほどと見積っていて、26年度はすでにどれほどの支出をしたのか。また、町長が先頭となり募った地域からの協賛金は、現在いかほどか。
4.湯沢町職員行動規範により、目指す姿は何か。
私、昨年の6月議会の一般質問で、ご提案申し上げました。それを請けてこの4月、『湯沢町職員行動規範』が各部に掲げられました。内容は
1. 笑顔で挨拶します
2. ルールやマナーを守ります
3. 相手の立場になって考えます
4. 誠実・公正に対応します
5. 業務の改善を常に意識しますでした。
その時のご答弁の通り、行動規範を定めたこと自体は、素晴らしいと思いますが、私の提案の意図と少し異なりますので、いくつか質問をします。
@湯沢町の職員が目指す姿、つまり目標はどんな姿なのか。
A2、3、4は、行動規範と言うには、あまりに当たり前すぎるように感じますが、どのような考えによるものか。
B今後、このような提案の実行に当っては、提案者の意見を聞いてみる≠謔、なことも検討してはいかがか。 |
 |
2 |

田村 計久 |
1.都市計画用途指定の変更について
@全国の多くの自治体が、人口減少対策と地域経済活性化のために、企業誘致を進めています。わが町でも、多くの人が企業誘致を口にしていますが、積雪が多く就労人口も少ないわが町に、進出する企業はほとんど皆無と思われます。
そうした中、まずは地域経済を支える地元企業の育成のための支援をするのがより現実的であると私は考えます。かねてから、用途指定地域の変更を要望している優良企業があります。これまでも用途規制の中、苦労して工場の拡張を進めてきたそうですが、今後の事業拡大に合わせた展開が、現状の規制では難しいと聞きました。会社機能の分散となることがないように、今後の発展に合わせ要望に対処することにより、地元での雇用と地域の経済発展に、貢献・寄与しているこの企業に、用途指定を見直し、力強く支援すべきと考えますが、町長の考えを伺います。
A湯沢発電所の建屋屋根崩壊に関し、地域や議員から今後の管理上の問題点が指摘されているが、この点は町長も自ら現地視察し、問題点の指摘をされたと思います。
まずは、原因究明・再発防止対策に取り組んでもらい、地域住民の安全、安心のために配慮いただきたいと思います。今後、ガレキの撤去等、一連の作業が終了すると、発電施設の新たな機械の導入など、建屋の建設になると思いますが、その際、現在の都市計画用途指定による影響がないのか、確認をして建設には協力すべきと思います。長引く景気の低迷で、税収の減少が続く中での、大型投資に町としてできる支援をするために、必要であれば都市計画の用途指定を見直し、より安全性の高い施設の建設に、協力すべきと考えるが町長に伺います。
B小学校の跡地に隣接する主水公園0.5ha の移設の時期と場所についてどのように考えているか伺います。
2.町有施設の今後について
湯沢高原ロープウェーの契約委託や中央公園はじめ多くの町有施設を指定管理者に運営をお願いしています。これら施設は委託料を支払い、修繕や改修費用の大部分を町が負担しています。民間なら赤字経営でありますが、町有施設には町民の福利厚生的な利用や地域経済の担い手として、また、湯沢の観光施設としての位置付けもされており、一概に判断するわけにはいかないところであります。しかし、一施設がいくら頑張ってもこれまでの経過を見てわかるように、今の状況を大きく変えることはできないと思います。
そこで、各施設の体制をそのままにして、これらの施設管理を一つの会社に委託したら、すべての施設を商品として活用できることや、人的なやりくりなどの事業展開ができるようになるなど、待ちの商売から売りの展開に方向転換できます。今のままでいくのではなく、今後は事業として取り組んでいく体制が、必要になってくるのではないかと考えます。
観光の町ではあるが、町が観光開発につぎ込む予算は今後、多くは期待できないし、童画館の建設にも手が出せないでいます。
これまで、町民の要求にこたえ建設されてきた観光的施設の老朽化に伴い、改修費用なども多く発生し、街づくりも難しいのが現状だと思います。
町有施設の今後の活用を含め、新たな仕組みが検討できないか伺います。
3.穴沢公園に公衆トイレの新設を
例年、多くの公園の利用者で賑わう穴沢河川公園、清流魚野川で魚釣りと、町民をはじめ観光客の皆さんも集う川遊びのスポットになっております。しかし、問題はトイレであります。
マナーの問題があり、既存のトイレが使用不能となってしまうため、ここ数年間は、仮設トイレでの対応になっております。しかし、衛生面からも、また、観光地のイメージとしても決していいとは言えません。そこで、立柄橋のたもとに新しいトイレを設置すべきと考えますが、このことについて伺います。
4.マンション定住高齢者について
NHKでも放送されたように、マンションに定住する方については、高齢化率も高く介護問題も含め、多くの問題があると聞ききますが、町は特に介護にかかわることに関しどのようなことを掌握しているか。また、マンション連合会との話し合いで、こうしたことが話し合われているのか伺います。 |
 |
3 |

並木 利彦 |
1.自治会を設立したマンションへの行政サービスについて
@ 湯沢の第一の問題は人口減少である。人口を増やすためのマンション活用。マンションへの行政サービスは、管理組合を対象にすると、住民票を持っていない人まで対象になるので管理組合では行政サービスは受けられません。
そのため、マンションの中で自治会を作ったマンションがあり、このマンションの自治会の位置付け、行政サービスの内容はどこまでできるのか伺う。
A これから人口減少を湯沢町がどのように対処していくか伺う。
2.六日町病院の産婦人科が無くなったための緊急時の町の対応について
六日町病院の産婦人科が無くなったため、緊急時の湯沢町の対応を伺いたい。ある病院では、病院から遠い妊婦さんは、臨月近くになると病院の周辺に宿を借り対応しているそうですが、もし臨月近くになり基幹病院の周辺に宿を借りたときに、町から何らかの補助が必要であると思うがどのように考えているのか伺う。
3.スポーツ施設の改修、新設について
@ 湯沢町のスポーツ施設の改修や新設を、町民の意見を集約して実施として頂きたい。南魚沼市と同じようにスポーツ施設を作るのは到底無理だと思う。湯沢町のスポーツ関係者や宿の意見を集約し、あるスポーツの特化した町の施設つくりが必要かと思うがどうか。
A スポーツ施設の抽選方法の現状はどのようになっているのか。
4.スポーツ施設での南魚沼市との連携について
南魚沼市と連携し、湯沢のスポーツ施設と南魚沼市の施設とで大会誘致とかの考えはあるのか伺う。
5.湯沢での民宿の生き残りについて
@今、中里観光協会、原観光協会等ではその地区あげての自然整備を一生懸命行っている。湯沢町での民宿の生き残りは、この自然を大事にすることを文化にし、活動していく事だと思う。この自然を大切に保っている事業にこそ手厚い補助を行うことが町の発展につながると思うが、どう考えているのか伺う。
A自然を守る文化は、子供の伝統と文化を誇りに思う郷土愛を大切にする教育につながると思うがどうか。 |
 |
4 |

白井 孝雄 |
1.登山道・トレッキングコースの整備を民間の力で
最近の登山ブームを受け、湯沢町を訪れる登山客や、トレッキングを楽しむお客さんが急増しています。湯沢町も自然豊かな町で、自然を売りにしている町でもあり、しっかりとこのブームに乗っていかなければなりません。しかしながら、原因はいろいろあるのだと思いますが、登山道・トレッキングコース等の整備は万全とはいえません。早急に、対策を立てなければならないと思います。
@ 現在、町が管理しなければならない登山道・トレッキングコースの距離はどれくらいあり、予算はどれくらいあるのか。
A 整備には、人の手が必要です。ボランティアを募るのが良いのか、法人を立ち上げるのがよいのか、よくわかりませんが、民間の人に協力を求める必要があると思いますが、町はどう思っているのか、お聞かせください。
2.秋葉山・飯士山の整備を
秋葉山の入り口の案内看板(七谷切町内)を、設置する必要があると思います。多くの方が、国道の登山口を見つけるのに苦労をしており、七谷切町内の人々に尋ねている姿をよく見かけます。
@ 七谷切町内の道案内版の設置について、どう考えているか。
A 頂上の案内板、休息できるイス等の設置はできないか。
B 飯士山の道標が割れた状態になっていますし、途中、道が崩れています。是非、整備してほしいと思いますが。 |
 |
5 |

角谷 勉 |
1.今年度の一般会計当初予算は、総額66億8900万円の予算に対して12億円足りないという厳しい財政状況に関しての見解を問う。
今年度の一般会計当初予算は、歳入が1億1千万円減収であり、総額66億8900万円の予算に対して12億円足りないという厳しい財政状況である。
ついては次の質問の見解を問う。
@ 最終年度を迎える文教施設整備事業費が当初38億円以内で建設すると町内20数箇所で説明したにもかかわらず、現在52億円以上になっている現状についての見解を問う。
A 経費削減のため、新電力の導入に前向きに取り組むとのことであったが、現状と今後の取り組みは。
B 7800万円かけてフットサルコートを新設予定であるが、建設にいたる経緯と年間利用数、年間売り上げ等、投資対効果についての見解を問う。
2.施政方針で「総合計画の前期基本計画の進捗状況を点検・評価し後期基本計画を策定する」としているが主体事業が町になっている件について見解を問う。
施政方針で「総合計画の前期基本計画の進捗状況を点検・評価し後期基本計画を策定する」としているが主体事業が町になっている次の件について見解を問う。
@ 「童画のまちづくり推進」をあげているが、童画館建設についての見解及び最終判断のスケジュールはいかに。
A 「総合計画」及び「観光振興計画」で観光施設の整備、及び補助金の充実をあげている。施政方針でも、観光施設の整備強化や駐車場など、お客様が快適に過ごせる環境整備を、町が先頭に立って進めるとしている。
浅貝や原地区のミズバショウ、秋葉山のトレッキング、中里地区のカタクリの里やホタルの里、川遊びの「万年橋」等、お客様から大変喜ばれているが、トイレ・駐車場等が未整備である。いくつか選択し、5年計画、10年計画で町が主体となり整備すべきと考えるが見解は。
3.「自主防災組織率の向上を図る。」とのことであったが、現状はいかに。
「開花八策」で防災体制の強化をあげ、自主防災組織に関しての手引き等を作成し、組織率向上のため関係機関と連携し、様々な施策を検討する。とのことであったが、現状と今後の取り組みはいかに。
4.布場スキー場のクローズについて、見解を問う。
町長の見解で、布場スキー場はクローズするとのことであるが判断基準はいかに。 |
 |
6 |

南雲 正 |
1.地方創生に向けた「地方版総合戦略」を10月までに策定するという報道があったが、策定過程で最も重要な住民参画への取り組みを問う。
地方創生の目的が地方の活性化であり、農林漁業や観光などのサービス業の可能性を最大限引き出し、地方を新しく作り直すことが地方創生だとする政府の方針を考えると、全国の自治体が危機感を感じ地方創生に取り組む中、総合戦略は湯沢町総合計画の範疇であるという見解は、国の考えと相違し、既に遅れをとってしまっているように思われる。
わが町では、先般のマスコミ報道で10月までに「総合戦略」を策定すると報道されたが、国が求めている総合戦略は住民、議会、行政が一体となって策定に取り組むことである。
人口増加対策が難しいとするならば、「人口が減少しても安心して暮らせる仕組みを作る」「人口減少の衝撃を緩める施策」を住民参画の中で策定することで、住民も一緒に考え、策定したというプロセスが町づくりにとって重要である。
10月までに総合戦略を策定するという目標の中で、住民参画及び議会との関係をどのように考えているのか。
2.「雪国、越後湯沢童画展」フランスのパリ特別展の成功を今後どのように活かすのか。
今年20回目を迎える、日本童画の父川上四郎記念「越後湯沢全国童画展」パリ特別展が、昨年春開催され、海外初の展覧会に1万人が鑑賞、湯沢の童画文化を世界に発信し、成功を収め、東京、新潟で凱旋展を開催したが、その後の動きが止まってしまっている。
今年は、抒情画家蕗谷虹児のパリ特別展が開催され、日仏文化の融合と絶賛され「新発田と蕗谷虹児を世界に発信する第1歩」として、蕗谷虹児記念館を発信基地として、いろいろな関係分野と連携し継続的なPR計画が立てられている。
海外発信の先駆者として、今年20回目の越後湯沢全国童画展の開催と併せて、世界に発信した「湯沢の童画文化」を町づくりにどのように活かすことを考えているのか。
3.突然の東山フィッシングパーク休止に伴う跡地を穴沢河川公園に加えて、新たな活用を
今春、東山フィッシングパークが突然休止され、夏季観光施設が一つ減少することとなり、観光立町湯沢にとって観光メニューの減少は残念なことである。
背後の山が崩れやすいという危険性を含み再利用は困難なことと思われるが、河川を管理する国土交通省は人々が水に親しむ環境を提供することを目的に、河川区域の開放を進めている。今まで町でも、多額の予算を費やした場所でもあることから、今まで活用していた安全な場所にあった釣り場の池を自然のまま残し、ビオトープとして遊歩道を整備し、穴沢河川公園に加えて、河川公園として新たな活用方法を考えてはどうか。 |
 |