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質問者 |
質問事項及び趣旨 |
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佐藤 守正 |
1. 行革努力で格差をつける交付金配分について 平成25年度予算の「地域の元気づくり事業費」と25年度補正予算の「がんばる地域交付金」はいずれも各自治体が行う公共事業に対する補助金であったが、両者とも地方自治体が行革をどこまでやったかを評価して、行革が進んでいるところには加算金を付けるというものだった。
@ 「地域の元気づくり事業費」の配分については、加算金は付いたのか。
A 「がんばる地域交付金」については、新潟日報の報道(6月20日)によれば、湯沢町は行政改革に努力が認められるとして上限の10%加算を受けた県内5自治体の一つであった。湯沢町が評価された行革努力とは何だったのか。
B 他の加算を受けた自治体の多くは、国家公務員の賃金切り下げにならっての賃下げを評価されているようだが、湯沢町は賃下げをやっていない。 とすれば人員削減を評価されたものと思われる。
地方自治体職員の賃下げや定数削減を餌に交付金の増額をするとは、地方自治に対する乱暴な介入だと思うが、町長の認識を伺う。
C 湯沢町職員のラスパイレス指数はまだ100に達していない。(参考値 91.3 ← H26年4月湯沢町)
今年の人事院勧告を受けてのベース改定時に、せめて100を超えるくらいのレベルに引き上げる考えはないか。
2. 湯沢町議会の「柏崎刈羽原発の再稼働反対議決」(平成24年3月議会)の評価について
@ 3.11大災害の一年後に湯沢町議会が行ったこの決議は、大多数の町民の心情を代弁した決議であったと思う。
それから二年半たった今、東京電力は原子力規制委員会に再稼働の認可を求めて様々な働きかけを行っている。しかしどの世論調査を見ても県民は東電の原発再稼働を許してはいない。湯沢町もこの決議の理念は堅持すべきだと思うが、町長の認識を伺う。
A 湯沢町はPPA(屋内退避計画区域・〜50km)の外側の「放射線監視区域」として、PAZやUPZ区域からの避難者の受け入れ地域と指定され、受け入れ計画を作らねばならないことになっている。その計画はどこまで出来ているのか。またその計画策定の予定はどうか。 |
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角谷 勉 |
1.他市町村と比較し自主防災組織率が低い現状と今後の取り組みについて問う。 湯沢町地域防災計画では住民の責務として
「住民は自らの安全は自分で守る。自分たちの地域の安全は自分たちで守ることが防災の基本であり、住民はその自覚を持ち、平常時から災害に備えるための手段を講じておくことが重要である。
発災時には自らの身を守るよう行動するとともに、町の防災活動に参加・協力する意識のもと積極的に自主防災活動を行う。」
また「町は自主防災組織の立ち上げとその後の組織率の向上に努めるとともに町全体の防災力の向上を図る。」と明記されている。
自主防災組織率はH26年度3月の資料によれば、近隣市町村は100%に近い数字であり、県平均は81.4%である。
湯沢町は52.9%と組織率が低いが、現状と今後の取り組みについて見解を伺う。
2.ホスピタリティの高いまちづくりを目指す、当町の庁舎敷地内は分煙にすべきではないか。 湯沢町総合計画には「何度も訪れたくなるホスピタリティの高いまちづくりを推進する」と明記されており、町長も常々口にされていることです。
学校や病院の敷地内の禁煙は理解できるが、ホスピタリティの高いまちづくりを目指す拠点である庁舎敷地内は、様々な用務で庁舎を訪れる方々や、職員のことを考えれば、高いホスピタリティを実践している旅館・ホテル同様、又新潟県庁や新潟自治会館をはじめ多くの市町村同様、敷地内禁煙ではなく、分煙にすべきと考えるが見解を伺う。 |
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橋 綾夫 |
1.ソフト面での防災対策を進めよ 中越地震から10年という月日が経ちましたが、この間に地震、津波、土砂災害等様々な災害が各地で発生し、多くの被害が出ています。そして国、県、町による砂防や雪崩防止といったハード事業に加え、町は国の指針に沿ったハザードマップの作成や緊急情報伝達、防災訓練等で町民を災害から守る対策を行ってきました。
しかし、記録的とか観測史上初という気象が珍しくない今、町民の生命を守るために最も必要なのは、危険情報をいち早く察知し、速やかに伝達して、安全な所に逃げる。この三つが最も大切と思いますが、現状の湯沢町はこのソフト面での対策がかなり不十分で、早急な対策が必要だと思います。そこで今回はこの三つを一つずつお聞きします。
@ 危険情報の察知ですが、
現在町民個々の情報収集能力は年々すごいスピードでアップしています。特に自分が今いる所の雨量予測はかなり正確にできる様になってきていますが、現状それが危険予測につながっていません。ハザードマップの赤枠(土砂災害特別警戒区域)緑枠(警戒区域、急傾斜地の崩壊)青枠(警戒区域、土石流)茶枠(警戒区域、地滑り)でどういった雨量になったら危ないのかを町民に知っていただく事により、町からの避難勧告や指示が出される前に避難の準備や自主避難ができる様にするべきと思いますが、町長はどう考えるかお聞きします。
A 速やかな伝達
町は緊急告知ラジオの配布やJアラートといった対策を行ってはいますが、高齢化が進んでいる当町では、地域ごとの電話や口頭での伝達が最も大切な手段の一つです。しかし現状自主防災組織率県下最下位(約半分)という当町では、いざという時の情報伝達がきちんと出来ません。早急に全町内会及びマンションを含めた大型宿泊施設での組織化と訓練を行っていくよう町からの強い指導が必要と思いますが、町長の考えをお聞きします。
B 安全な所に逃げる
町長もご存じのように当町のハザードマップでは、警戒区域内に避難場所が指定されている所があります。これは理由を申し上げるまでもなく、早急に安全な所を避難場所に指定すべきと思いますが町長の考えをお聞きします。
2.統合学園の運営と教育行政に対する決意は
湯沢学園がスタートして半年が経ち、遅れていた交流アリーナ棟、体育館、プールの供用も開始されました。五つの小学校プラス中学校の統合、そして新しい教育システムの導入という大改革には想定外の様々な問題も出てくると思いますが、教育長が以前から言われていた「オール湯沢」で取り組んでいくという考えのもと、今まで以上に子供達、保護者、町民、そして現場の先生方の声を大切にし、町民が誇りに思える学園づくりに取り組んでいただきたいと思いますが、教育長の決意をお聞きします。 |
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今村 定一 |
1.吉村昭氏、津村節子氏への対応について
就任当初ご夫妻との町の係わりについて伺いましたが、今後の課題との答弁でしたが、今日までに津村氏や荒川区との接触が図られたか、町との関わりについてどのような方向で考えているのか伺う。
2.湯沢学園完全開校に当たって
学園が開校され、全てが慣れない中で1学期が終了。いよいよ2学期から交流アリーナ棟が完成し、完全な姿でスタートするに当たり下記について伺う。
@ 保護者及び児童生徒に学園のあり方や方向性について教育委員会として示しているか。
A コミニュティースクールの開始の準備は整ったか。2学期から活動するのか。また町民への周知はどのようにするのか。
B 認定こども園の開園まで児童クラブを交流棟内に設置されるが、内容について、また保護者に対しても説明は済んでいるのか。
3.定住・交流若者支援について
定住人口の増加策の一端で子育て応援金の実施、交流人口の増加策でマンション管理組合との会合など進めている。また町民懇談会を町内くまなく回り、気さくな町長としての姿を示していることは素晴らしいと思います。実際の懇談会において、若い人たちの姿や声が直接聞けたのか疑問であります。
若い人の声を聞くにはそれなりの企画が必要と考えますが、今後の計画はあるのか伺う。
@ 保育園、小学生の保護者を対象とした懇談会。
A 独身者(35才位)を対象にした懇談会。
B 上記の男女別な懇談会。
C 婚活支援の具体的取組について |
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橋 五輪夫 |
1.湯沢町の観光資源の認識をお聞かせください 日本人は宣伝、アピールが下手だとよく耳にすることがあります。
新潟県人はなおさらで、さらに田舎の人間なら謙遜もあり自分達の文化は誇れるという認識がことさら弱いのではないかと時々思うことがあります。
しかし都市に人も物も集中することで逆に地方の伝統文化が見直され 観光の本来の意味である
「光を観る」という地域ならではの「もの」が大切だと考えますが、町長は湯沢町の誇れる観光資源はどんなものがあるか見識をお聞かせください。
2.歴史を保存、維持、継承していくには専門職である学芸員が不可欠である。 湯沢町にも専門職の学芸員を雇用いただき、観光行政、教育行政と連携して文化を発信していくことが必要であると思うがいかがか。
湯沢ならではのもの、ここにしかない暮らしが私たちの誇りだと私は考えます。
それは 歴史を振り返るならば、1万年間続いた縄文文化の初期に営まれた世界最古級の大刈野遺跡出土品や縄文時代中期の火焔土器のムラである川久保遺跡の出土品、中世の秋葉山城跡や荒戸城跡、近世宿場跡である三俣宿、さらには近代文学の金字塔である川端康成関連など、「文化財」として括れる対象が数多くあります。
これら貴重な文化財を専門的に保存・保護し、調査研究し、さらに観光資源として活用できるスペジャリストとしての文化財専門員(学芸員:開発があった場合にも対応することを考えれば考古学の学芸員が良い)の採用が必要と思われます。
仮に、考古学学芸員が居るならば県所蔵の文化財も譲渡手続きすれば返還されます。
湯沢町には学芸員の資格のある職員を採用したと聞いていますが、まだ行政は人手不足と聞いていますので、できれば専門職としての学芸員の採用を検討していただきたいと思います。ぜひ前向きにご検討していただきたいと思いますがいかがか。 |
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白井 孝雄 |
1.旧神立小学校と神立保育園の今後の活用について 五つの小学校が統合され、湯沢学園としてスタートして4か月が過ぎまた。生徒の新しい流れに、ようやく町民の方々も慣れてきたところであります。しかし、毎日の暮らしの中で、旧神立小学校を見て、このガランとした旧小学校はいったいどうなるのかと不安に思う地区民の方々もたくさんいます。
他地区の四つの小学校と違い、旧神立小学校は耐震工事がされておらず、避難所としても使用できないため、新しい家主を探さなければなりませんが、耐震設備のない所に新しく入る人はなかなかいないだろうと思います。苔が生えてきているプール草の処理が大変な校舎周りとグランドを見たとき、まだ4か月しか経っていないとはいえ、何年もこのままにしておいては維持費だけでも大変なことだと思われます。
隣接する神立保育園も含めて、今後どうするのかをお伺いします。
@ 旧神立小学校の活用は、現時点ではどのように考えているのか。
A 神立保育園の活用はどうか。
2.湯沢中学校スキー部(アルペン)とジュニアスキーのトレーニング場について 先日湯沢中学校のスキー部の先生とお会いし、今後の湯沢学園のスキー部の活動についてお話を伺いました。
苗場のワールドカップの決定・4月からの湯沢学園のスタートの今こそ、しっかりとした体制を作りピョンチャンオリンピックに選手を送り出したいとの熱い思いを先生はもっておられました。同じ思いのスキー関係者も湯沢町の中にはたくさんおられます。冬のトレーニング計画を作成しなければならない時期であります。我々も先生方の熱い思いを側面からバックアップしなければならないと思います。
そこで、中学校・小学校のこの冬のスキーのトレーニング場について、教育長は現時点でどのように考えておられるのかお伺いします。
@ シーズン前半(〜1月中旬)のトレーニング場
シーズン中のトレーニング場
A マグナ ソルトレークのシーズン前半の合宿について
3.有害鳥獣対策は 7月中旬までは、あまりサルも出没せず、今年はあまり出ないのかと思っておりましたが、出没し始めてからは町内全般で出没し、大変な被害がでております。
今回はサル対策にしぼってお聞きします。
@ 現在行っている「サル被害対策」についてお伺いします。
A 適当数の駆除が必要と思うがいかがか。 |
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半澤 利貞 |
1.道路改良の約束事について
田中原新田線の改良で、田中踏切拡幅は昭和54年からの約束であるが、いまだに手が付けられていない。高齢化で買い物をするにも、線路西の住民は、冬期間は特に不自由している。道路を改良すると、買い物も、学校に通うにも安心である。
中央線カーブから田中踏切にある農道の新規認定改良をすることによって、日当たりのよい宅地の造成にもなる。
湯沢学園にも近く、住宅地としては最適となるが、町は南田中線と同時計画であった事を忘れてもらっては困る。
同時に、「堰場松川線」を「荒谷松川線」とする事で、「毘沙門天」も活かせる。前平の畑も活かせる。
町長の考えを伺います。 |
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