平成26年第1回(3月)湯沢町議会定例会
議  事  日  程 [第1号]
平成26年3月6日 午前9時30分開会
1.委員会報告配布
1.開会・開議宣告
1.議事日程の報告
日程 議案番号 件名 結果  
第1   会議録署名議員の指名 6・7番  
第2   会期の決定 19日間
第3 報告A第1号 議会会務報告  
第4 報告A第2号 議員派遣の件  
第5 報告B第1号 行政報告並びに施政方針表明  
第6 報告B第2号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更の専決処分の報告について  
第7 報告B第3号 平成25年度一般会計補正予算(第9号)の専決処分の報告について 承認
第8 同意第1号 副町長の選任について 同意
第9 同意第2号 湯沢町情報公開審査会委員の委嘱について 同意
第10 同意第3号 湯沢町個人情報保護審査会委員の委嘱について 同意
第11 議案第1号 湯沢町職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 総文付託
第12 議案第2号 湯沢町課設置条例の一部を改正する条例の制定について 総文付託
第13 議案第3号 湯沢町総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について 総文付託
第14 議案第4号 湯沢町行政改革推進委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について 総文付託
第15 議案第5号 湯沢町入湯税条例の一部を改正する条例の制定について 総文付託
第16 議案第6号 湯沢町社会教育委員設置条例の一部を改正する条例の制定について 総文付託
第17 議案第7号 湯沢町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について 産建付託
第18 議案第8号 湯沢町下水道条例の一部を改正する条例の制定について 産建付託
第19 議案第9号 湯沢町給水条例の一部を改正する条例の制定について 産建付託
第20 議案第10号 湯沢町病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 厚福付託
第21 議案第11号 平成25年度一般会計補正予算(第10号)について 一般会計補正
予算審査特別
委員会付託
第22 議案第12号 平成25年度国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について 厚福付託
第23 議案第13号 平成25年度介護保険特別会計補正予算(第3号)について 厚福付託
第24 議案第14号 平成25年度下水道特別会計補正予算(第3号)について 産建付託
第25 議案第15号 平成25年度水道事業会計補正予算(第3号)について 産建付託
第26 議案第16号 平成25年度病院事業会計補正予算(第3号)について 厚福付託
第27 議案第17号 平成26年度一般会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第28 議案第18号 平成26年度国民健康保険特別会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第29 議案第19号 平成26年度後期高齢者医療特別会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第30 議案第20号 平成26年度介護保険特別会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第31 議案第21号 平成26年度下水道特別会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第32 議案第22号 平成26年度水道事業会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第33 議案第23号 平成26年度病院事業会計予算について 当初予算審査
特別委員会付託
第34 発議第1号 立憲主義を否定する集団的自衛権行使容認の「解釈改憲」に反対する意見書の提出について 総文付託
第35 請願第1号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願 総文付託
平成26年3月6日(午後2時20分)散会

平成26年第1回(3月)湯沢町議会定例会
議  事  日  程 [第2号]
施政方針に対する代表質問
平成26年3月11日 午前9時30分開議
質問者 質問事項及び趣旨  

総務文教常任委員会

角谷 勉
町政運営
 ・企画政策室の事務分掌は、各課に分かれていた事務を合わせるのか、担当者ごとに持っていた業務内容を再編するのか。それぞれの課との整合性を示さないと理解できない。執務室をどうするかを含めて、今はまだ具体的な形が見えない。そこで伺いたい。どういった職員の人事を考えているのか。中央省庁との交流があると思っていたが、今回は町職員を充てるという。これまで言っていた中央省庁等との人事交流はどうなるのか。

企業誘致の推進
 ・企画政策室の担当となっている。これも企画政策室が事務を受けるとなると、少ないと予想される室の職員数、人員体制で果たしてできるのか。

環境衛生
 ・可燃ごみの処理施設は耐用年数が一般的に20年と言われている。その耐用年数を迎える前に検討しなければならない。20年の耐用年数は一見すると短すぎるようだが、この耐用年数については当初から認識していたか。確認したい。また、平成16年に操業を開始したが、当時の建設費はどのくらいだったか。

再生可能エネルギー事業への支援
 ・提案された事業は本当に実現性があるのか。また、事業化に必要な点を確認した上で、町としてその提案に対してやる気があるかどうかを聞きたい。

安心安全対策の推進(消防防災無線のデジタル化整備事業)
 ・サイレンが聞こえるだけでなく、アナウンスが聞こえるのか。一斉放送が可能とあるが人の話すアナウンスが流れるかどうか、より具体的な内容を確認したい。例えば、ピンポイントである地区を特定した放送などは可能なのか。

湯沢学園建設
 ・湯沢学園建設工事の最終的な予算は、結局どれだけになるのか。今の時点での見込みを確認したい。

生涯学習の推進と文化振興
 ・「雪国童画展」のパリ開催に関連して、凱旋展を日本で行うとあるが、具体的な方法、時期、予算はどうなるのか。また、新町長として童画館をそもそもどうしていくのか、その意向を聞きたい。

国際交流
 ・現在は中学生を中心とした交流に留まっている。一般町民にまで交流が広がることに対して、何年くらいの期間で、どのような方法でといった具体的な道すじ、方法を考えているのか。

行政運営の効率化
 ・職員研修について、外部機関での研修を引き続き実施するとある。外部機関での研修とは今まで具体的にどのようなものをしてきたのか。

厚生福祉常任委員会

白井 孝雄
高齢者福祉
 ・31.89%という高齢化率はなぜ、急激に上ったのか。その理由を知りたい。リゾートマンションの定住人口の増加とは因果関係があるのか。リゾートマンションの定住者に高齢者はかなり含まれているということか。

障がい者施策
 ・「グループホームの設置」、「既存施設の活用」とあるが、その具体的な目途、見込みは既についているのか。

湯沢町ファミリー健康プラン(健康づくり計画)
 ・かつてファミリー健康プランで、湯沢町は子どもの喫煙と飲酒の割合が高いという指摘がされた。その後の改善への取り組みは、どのようになっていたのか、どう展開したのか。

住民検診事業(生活習慣病予防の推進)
 ・検診未受診者へ受診勧奨の家庭訪問をしているとある。検診未受診者は全体の何割くらいで、家庭訪問はそのうちどのくらいの割合で、その効果はどのようなものとなっているのか。
 ・平成26年度はCKD(慢性腎臓病)対策に取り組むとあるが、あまり聞いたことがない言葉だ。この詳しい内容を聞きたい。この事業は新規か継続か、また、これに取り組む理由は何か。

国保および後期高齢の人間ドック
 ・75歳からの後期高齢者の人間ドックへの助成は、県の後期高齢者医療保険連合会の財政から出してもらわなければならないが、その見通しと確認はあるのかどうか聞きたい。

食育の推進
 ・学校・保育園における食育とは給食を使った食育となろうが、そうであれば保育園から行うということになる。統合される学園での具体的な取り組みは、どのようなものになるのか。

病院事業
 ・収益の悪化は、町の人口の減少という理由もあるだろうが、赤字になった原因をもっと詳しく説明する必要があると思う。いかがか。
 ・電子カルテの更新を行うとあるが、せいぜい4、5年といった数年前に導入したばかりだ。すぐに更新する、その理由は何か。

子育て支援
 ・「すくすく子育て応援金」を支給するとある。祝い金であれば一回と見えるが、応援金をなるとたびたび支給を受けるという印象になる。どのような支給の方法となるのか。また、外国籍の方も可能なのか。

産業建設常任委員会

橋 五輪夫
予算編成
 ・観光費で町観光協会の宣伝業務補助金2900万円増とあるが、増額の根拠をわかりやすく教えていただきたい。

観光と商工業の振興
 ・小説「雪国」にちなんだ雪国文学散歩道は現在の状況でどう整備していくのか。また、残雪の中での花や新緑、山菜などをテーマとあるが、具体的な取り組みの方法、時期はどうなのか。
 ・ワールドカップを苗場に誘致することについては、情報がないとその判断に困る。町としてどのようなことが必要か、町の対応はどうなのか。
 ・魚沼郡(ごうり)湯沢というブランドは、これまでに見たことのない、いきなりという感じがある。その具体的な内容を聞きたい。

雪国観光圏の推進
 ・一般社団法人雪国観光圏と一般社団法人湯沢町観光協会は二元化していて、一般の町民には分かりにくいと感じる。この部分についてはどのように考えているか。

フジロックの森プロジェクト
 ・ボードウォーク整備への支援とあるが、具体的な方法はどのようなものか聞きたい。

農林業の振興
 ・耕作放棄地の解消とあるが、湯沢町には耕作放棄地が多くある。どのようなところを中心にした施策と考えているか。
 ・日本型直接支払い制度の実施とは、具体的にどのような内容か。
 ・6次産業の評価がよくわからない。くわしく説明をいただきたい。

鳥獣被害防止対策
 ・鳥獣被害防止対策は平場と湯沢町では違う。豪雪地帯用の対策が取られているのか聞きたい。

道路・橋梁・河川の維持整備
 ・湯沢町は川などの水辺が大切だ。それをなぜ活用しないのか。水路、小河川の維持整備を適切に実施するとあるが、そのような水辺とどのように関連付けていくのか。

駐車場整備
 ・滝沢駐車場は完成後どのくらいの車が停められるのか。予算が多額のようだが、消雪設備がきちんとできる駐車場となるのか。

木造住宅耐震診断・改修の充実
 ・応募がないという説明だったが、これからどのようにPRしていくのか。

除雪体制の強化充実
 ・消雪パイプと機械除雪を主体にとあるが、流雪溝の整備が進まないところへの対策はどのようにするのか。

三俣地区の地域振興策
 ・清津川護岸整備事業については、事業の展開が進んでいない。一体その原因は何か。将来的にどのように展開していくのか聞きたい。

定住交流促進事業
 ・フリーペーパー(VITA)の効果がわからない。配布とその効果について、どのように分析しているか聞きたい。
一般質問の質問事項及び趣旨
質問者 質問事項及び趣旨  

橋 五輪夫
1.観光客にもやさしい安心安全な先進的観光地つくりをめざせ
 @ 今シーズンは例年以上に海外のお客様が多く来町し、特にアジア・東南アジアのお客様が増えました。またスキーをする海外のお客様ではオーストラリアからのお客様も着実に増えている様に思います。特に彼らは新雪でスキーをすることを楽しみにしているようで、日本のお客様も一部増えていますがいわゆるバックカントリースキーを楽しみたく湯沢の高山へいかれているようであります。しかしながらご存知のようにバックカントリーはスキー場の管轄外であり、滑走禁止にしても新雪を求めるスキーヤーが後を絶たず、時として重大な事故に発展します。
そこで質問です。日本は海外に比べると山の管理責任の法整備が遅れています。しかし確実にバックカントリーを楽しむお客様は増えていますので、万が一の事故の場合行政責任を問われかねない場合もあります。それらに対処するための整備はできていますか。

 A 今年は関東地方に突然の降雪があったりして、2週続けて週末の交通の麻痺などで関東方面のお客様は大変な思いをしました。しかし湯沢町内においては地域整備課の努力と除雪隊の活躍により、いつも万全な環境を整備していただいていますことに感謝申し上げます。
しかし今回は予想もしないところで雪崩が発生しこの雪で恐怖を感じたお客様や住民がいたことも事実であります。それは三俣より二居寄りにある一件宿に通じる町道の出来事です。2月14日から降った雪はそれまでの暖気で解けた雪の上に新雪が大量に積もり雪崩が起きました。その道は15日の早朝には塞がり、宿泊していたお客様は帰路を失いました。宿の主人は従業員総出で重機を使い20時間かけて道を開通させたそうです。しかしいつ雪崩が再発するかわからない状況で、過去にない恐怖から町に要請をどうしようか迷った挙句にお客様や従業員の生命の危険を感じ、町に連絡をしたということです。
その間はお客様の宿泊はお断りをしていたとの事、しかし町も除雪の優先順が有りますので2日は待ちましたが一向に町の担当者は現れず、とうとう疲れと恐怖から私に17日の夜に窮状を訴える連絡がありました。
そして18日の午後に、二居の建設会社がその町道除雪にきましたので、宿の主人は早速 町が除雪に来てくれたと思いましたが、聞いてみると建設会社が独自の判断で救援除雪に来てくれていたということでした。

 大部分の町民は普段は「物言わぬ 静かな人達」であります。そこで大切な事は、普段は声を出さないが、仮に小さな声を出したならばその声を行政は聞き分け、声が届いていないならば町内会長が、または見聞きした議員がそのような声をちゃんと行政に届けられなければいけない。
そんな事を改めて実感した出来事だったのではないでしょうか。
これはその後すぐに田村町長にも話が届き、町として19日に直ぐに対処していただきましたので安心いたしましたが、今後、こう言った出来事がある可能性があっては困ります。事故がおきてからでは遅いのです。

そこで行政の大切な勤めである「町民とお客様の生命財産を守るという使命」をもう一度確かめ、これを教訓にしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

2.開花八策の一つ8番目にもある職員の人事交流について進捗状況並びに計画はいかに。
 田村町長の公約にある職員の人事交流についてお伺いします
湯沢町役場には優秀な事務職員がおります。しかしながら仕事に対する意欲とやりがいを持ち続けることは、人事評価制度やさまざまな意欲創出の自己啓発の機会を与える民間企業にくらべては非常に難しいことだと思います。
とくに職員の人間力を高め、仕事にやりがいを見出し、町の発展が自己の喜びとできるような意識を高めることは町長の重要な仕事のひとつであります。
そこで質問ですが、キャリアアップを望む若手職員の意欲と自己啓発のために2名程度の希望者の国の省庁への派遣計画を早くに実行していただきたいと思います。
そこでの経験では仕事に対するキャリアアップのみならず、国との連携やパイプが構築できます。それは湯沢にとって職員が「人材」から「人財」になる事だと思います。
もちろん経費の問題や余剰人員がいない中で大変な事は理解できますが、教育や職員のやりがい創出は必ず湯沢町の発展になると思いますがいかがでしょうか。


角谷 勉
1.法改正により、策定義務がなくなった、当町の目指していく将来の姿を定めた「湯沢町総合計画」の今後の取り組みはいかに。
  新しいまちづくりを進めるための指針として、10か年を計画期間とした「湯沢町総合計画」が平成23年3月に策定された。「湯沢町総合計画」は当町のまちづくりの目標や目指していく将来の姿を定め、それを実現するための方法や手段を総合的・体系的に明らかにしたもので、町のあらゆる計画の基礎になるものと考える。
総合計画は改正前の地方自治法で、自治体に作成義務を課していたが、地方分権の流れのなかで法改正により、この条文が削除された。
現在、総合計画に法的根拠はなくなったが、当町の最高規範である「まちづくり基本条例」では、総合計画を「町は、町の将来のあるべき姿を明らかにする基本構想及びこれを実現するため基本計画を広く町民参加のもとに策定しなければならない」と定めてある。
「総合計画」に対する見解をお聞かせください。

@ 地方自治法の改正により基本構想(総合計画)を定める条項が削除されたことについてどのようにとらえているか。

A 町政運営にあたり「湯沢町総合計画」の位置づけをどのように考えているか。

B 湯沢町総合計画審議会は「計画に基づく事業実施にあたっては、その効果や妥当性、効率的な手法等を十分検討するとともに、計画の進捗状況を点検し・評価し、目標に向けた不断の見直しを図られたい」と答申している。
総合計画の進捗状況の点検・評価、見直しはどのように行っているか。

C 「湯沢町総合計画」は町民意識調査やパブリックコメントなどを参考に「湯沢町総合計画審議会」の答申を経て策定された。その役割は重要と考えるが「総合計画審議会」の現状をお聞かせください。

D 法律による義務付けから、議会の議決も必要なくなった法改正を受けて、今後、総合計画に関して町民及び議会との関係をどのように考えているか。

E 湯沢町総合計画審議会の答申の1番目に「町民をはじめ、関係機関・団体・民間企業等に計画の趣旨や内容を十分周知し、湯沢町が目指すまちづくりの方向性の共有を図られたい」としているが、総合計画の周知を図るための現状と周知度について見解をお聞かせください。

F 町長選挙は町政に民意を反映させる最も重要な機会と考える。
当選後は選挙公約に従った総合計画を策定すべきと考えるが見解をお聞かせください。


岸野 雅人
 質問の形で、4点の提案をさせていただきます。
 3の@以外は、始めるにあたり費用があまり必要ありません。
 なるべく端的にお答えいただきたい。

1.今から医療体制の検討を始めるべきと思うが。
  先日、閉会中の厚生福祉委員会調査で「湯沢病院」の医師と懇談し、恒常的な赤字状況に転じた経緯を聞いた。主な原因は、国の医療制度改革により療養型病床からの収入が減ったことと、特別養護老人ホームなどの増床により入院患者数が減少したことによる、構造的な課題とのことだった。
 今から27年度の魚沼基幹病院開業後をにらみ、町の医療がどうあるべきかを検討する会議を立ち上げてはいかがだろうか。また、そのような会議が既にあるのなら、内容を充実させ透明性を高めてはどうだろうか。

2.土木建築系に詳しい技術系の職員が必要ではないか。
 町の職員に、土木建築系に詳しい技術系の人材が必要と思うが、

@まずは、12月議会で質問した「県道(温泉通り)無電柱化」の進捗状況を伺いたい。

A国は新三国トンネルの開削を開始し、県は温泉通り(県道)の整備が今後予想され、町は特定建築物の耐震補強などの窓口として、これらの工事にかかわり、協議調整や指導が求められる場面もあろうかと思う。採用するにしろ、人事交流で招聘するにしろ、土木建築系に詳しい技術系の人材が必要だと思うが、いかがか。

3.雪国観光圏内の一体感醸成のためのイベントを模索すべきだ。
 雪国観光圏は、主に民間の努力を主軸として、日本で6か所のブランド観光圏を目指しているところと理解している。

@まず、12月議会でもテコ入れを言及されていたが、この事業の進展のために現状行っていることと、平成26年度以降追加しようとしている事務事業はあるか。

Aまだ思いつきレベルの構想ではあるが、観光圏内の一体感醸成のため、新三国トンネル開通に向けて、観光圏内2泊3日程度の自転車レース開催の可能性を探ってはいかがだろうか。

4.意義深く有益な提案を受入れ、町が直接投資できる環境を整えてはいかがか。
 先般、議員協議会において「商工会からの提案」として、小水力発電と、統合後の空き校舎を利用しての雪室事業の説明がありました。
 意義深く有益でかつ明るい見通しの事業なら、町が直接投資をしても結構だと思います。またそういう例もあるようです。
 しかし、町が出資あるいは投資をする以上、最低限の決まり事を作っておく必要があると思います。例えば、湯沢町商工会理事会の推薦があるとか、専門家あるいは経験者等による第三者委員会への諮問・答申、あるいはファンドの設立とかが考えられます。
 無論、最終決定は執行部と議会の議決ですが、町がお金を支出できる環境の準備が必要と思います。そうすれば、提案する側も越えるべきハードルが見えますので、しっかりした具体的な準備が可能になります。
今回の商工会からの提案などは、起業と企業誘致、雇用創出、人口増加、さらには税収増にも繋がるお話です。将来とも、湯沢町に対し有益な提案が為されるようありたいものです。今後もこのような提案がなされるための環境整備をしてはいかがでしょう。

平成26年3月11日(午後4時10分)散会

平成26年第1回(3月)湯沢町議会定例会
議  事  日  程 [第3号]
一般質問の質問事項及び趣旨
平成26年3月12日 午前9時30分開議
質問者 質問事項及び趣旨  

白井 孝雄
1.湯沢町の人口増に力を入れては。
 湯沢町の人口は現在約8,300人でありますが、町の商工業や税収の面を考えると、湯沢町の人口は、1万人は必要ではないかと考えます。町長も公約の中に、若者人口増加、人口1万人回復を唱っています。具体的な案はまだ固まっていないかと思いますが、どのようにして人口増をしていくのか。お考えをお伺いします。

2.湯沢町のスキーの抜本改革をしては。
 ソチオリンピックで大変日本中が盛り上がっていたのが昨日のように思われます。湯沢町出身でソチを目指した皆川賢太郎君、長谷川絵美さんの二人は、残念ながら出場がかないませんでした。しかし、二人の頑張りには拍手を送りたいと思います。今はシーズン途中でありますが、4月から湯沢学園がスタートする今でなければ間に合わないと思い、スキー関係の質問をさせていただきます。

 @ 今年の中学生、高校生の成績と選手の人数(小・中・高)
 A 若月君の全中2位は大変評価できるが、残念ながら他の選手は苦戦しているのではないか。それはなぜか。
 B 湯沢学園スタートに合わせて、強化方法等を抜本的に改革してはどうか。
 C 中学校の専属指導者の待遇を改善してはどうか。

3.有害鳥獣対策は。
 幸いなことに昨年はあまりサルの被害が多くなかったが、イノシシ等の被害が目立ってきています。
 
 @ 昨年サルの生態調査を行うとのことでしたが、生態調査はどうなっているのか。
 A 昨年のサルの駆除は何頭あったのか。今年の目標は。
 B 滝ノ又町内がモデル地域となりました。具体的な活動はどの様なものなのか。

橋 綾夫
1.SNS活用をもっと積極的に。
 湯沢町は2012年6月から試験的にフェイスブックの活用を始めていて、それまでになかった新しい情報を得ることができ、喜んでいる町民も多数います。これを現状限られた分野の情報だけにとどめず、行政全般で行っていくべきと思います。さらに活用方法も研究し「協働での町づくり」に生かせるよう積極的に取り組んでいくことが大切と思いますが、いかがでしょうか。

2.「湯沢学園」及び「ゆのさと園」周辺の環境整備を。
 昨年3月議会の一般質問で「統合文教施設」及び「ゆのさと園」に隣接する貸付町有地を返還していただき、「学校の森」を併設した自然公園等の環境整備を行っては、と提案し前町長は考えさせていただきたいという返答でした。
 再度同じ提案をしますが、この一年間で行政内部では検討されたのかどうか、また現町長はどう考えるかお聞きします。

3.自主防災組織の全町内設立を支援せよ
 災害から人命を守るのは「自助と共助」が大切であることは町長もご存じのとおりです。
そしてこの「自助と共助」がしっかり機能するためには、様々な災害を想定し訓練を重ねることが最も大切と思います。しかしながら当町ではその中心となる自主防災組織が組織されていない地域が多数あります。全町内設立を促し、支援するべきと思いますがいかがでしょうか。

今村 定一

1.新年度事業の取組みについて。
 就任以来積極的に町長として行動されている様子が広報誌のコラムで分かります。新年度本格的に町長としての手腕が発揮されるところ、大いに期待をしているところです。就任時の所信表明で具体的に示されていない「開花八策」について、4年間の任期の中で短期・中期・長期と事業仕分けをして取り組むと話されています。具体的に何をどのように仕分けをして取り組むのか、また新年度において積極的に進める事業とは何か、仕分けの中で示して戴きたい。
 @ 短期的事業とは

 A 中期的事業とは

 B 長期的事業とは

2.湯沢学園コミュニティ・スクールと学校支援ボランティア運用について。
 学園の開校が目前に迫り、児童生徒同様にわくわくどきどきしています。完全な姿の学園のスタートは2学期からとなりますが、オール湯沢で取り組む学園は4月から始まるものと思います。中心的役割を担う、学校運営協議会組織の進捗状況を伺う。また、オール湯沢で学園を支える応援団組織の進捗状況と実際の活動を何時から始めるのか、応援団の目標1,000人に対し現在の状況はどうか。

3.学園の教育及び重点目標について
 保・小・中連続する一貫教育学園「湯沢学園」の姿を創るのが表題の目標であると考える。学園の目標はこれまでの学校には無い言葉で表現している。保・小・中共通の目標として年齢学年に応じて伝えたい思いを伺う。また園児・児童・生徒・保護者はもちろんオール湯沢の町民に「学園の目標」を周知する期間をどれほどと考えるか。

佐藤 守正
1.生活保護基準の引き下げに伴う影響について。
 前例のない生活保護(生活扶助)基準の大幅引き下げ(平均6.5%)が昨年8月から始まり、3回にわけて減額が実施されることになっています。
 @ 生活扶助基準の見直しに伴い、直接影響を受ける国の制度や町単独事業としてはどのようなものがあるのでしょうか
制度名、生活保護基準との関係(保護基準をどのように使っているのか)、過去5年間の利用世帯数及び人数の推移について、国・町の各制度ごとに明らかにしてください。
(これは数字を読み上げるだけでなく、あらかじめプリントした資料として提供してください。)

 A 昨年8月と今年の4月の生活扶助基準の引き下げをそのまま各制度に連動させた場合、これまで利用できていた方で利用ができなくなる可能性のある世帯数・人数について、各制度ごとに明らかにしてください。

 B 町は、前項で明らかにされた影響について、どのように対応する予定なのかお示しください。

2. 町立湯沢病院(湯沢町保健医療センター)をどのように支えていくのか。
 町立湯沢病院は町民の健康と安心を支える柱として大事な存在ですが、様々な事情から近年は赤字を出しながらの運営になっています。
 新たに構築を目指さねばならない「地域包括支援システム」には医療機関が果たす役割に大きな期待がかけられることになりますが、その期待に応えてもらうためにも町の力強い支援が欠かせないのではないでしょうか。
 @ 経営健全化交付金(8000万円/年)は適正な額と考えているでしょうか。
  
 A 湯沢町の公立病院に関わって算出される普通交付税の税額はどれほどですか。また第1種の不採算地区病院として支給される特別交付税額はどれほどでしょうか。

南雲 正
1.全国童画展のフランス、パリ展の町民への詳細告知と参加者に対する経費の支援を。
 文化活動に携わっていた13名の町民を中心に実行委員会を組織して、平成5年10月に「よみがえる雪国のふるさと湯沢」をテーマに「日本童画の父、川上四郎展」を開催し、町民の多くの人達が懐かしさに涙を流す姿に、川上四郎の童画の世界を湯沢の文化として発展させることを実行委員で誓い合った日から既に20年が経過した。
童画の世界を湯沢から全国に発信するために開設された「越後湯沢全国童画展」も18回目を迎えている。
関係者の努力により、4月には全国童画展のフランス、パリ展が開催され、いよいよ湯沢の童画文化が世界に発信されることとなるが、町民に対する詳細情報の告知が少ない。
この事業の重要性と歴史を考えるとき、湯沢文化の基幹事業としての将来の発展のためには教育長一人だけの派遣ではなく、業務担当者等の派遣が必要ではないか。
また、この事業の原点が町民で組織する実行委員会で開始され、育てられ、支えられてきたことは町の生涯学習の原点でもある。町民への事業の詳細告知と参加を希望する関係者に経費の助成を行い、多くの人達の参加を促し「童画の町、湯沢」の更なる発展へのチャンスを生かす政策の展開がなぜできないのか伺いたい。

2. 職員の町内担当制度の創設を。
 湯沢町まちづくり基本条例は、行政が主体となって計画策定や事業実施に取り組んできたまちづくりから、多様化する行政需要に対する課題解決のためには、町民と行政がともに知恵を出し合い、良きパートナーとして連携した町つくりを進めることを基本理念としている。
合併しない町の利点である「顔の見える行政運営」をより推進させ、町民と行政が共通の目的、情報を持ち、町民参加を主体とした協働のまちづくりを推進するための施策として、職員の町内担当制度を創設し、個人情報保護の観点から難しくなっている災害時に備えたきめ細かな情報収集と広報公聴活動をはじめ、町行政と町内のパイプ役として、より役場と地域を近づける必要がある。
町民参加の町づくりの基盤整備の第一歩として職員の町内担当制度を早急に設ける必要があると考えるが、チャレンジを掲げる町長の考えを伺う。

3.雪国観光圏推進協議会の体制整備を早急に。
 雪国という特性を基盤にして、世界的な観光地としてのブランド化を目指す「雪国観光圏」の展開は、参加7町村のトップ会議も行われ、国の観光庁が認定する「ブランド観光地域」の登録認定をめざし雪国観光圏推進協議会の動きが始まっている。しかしながら、雪国観光圏推進協議会の会長を務める当町においても、雪国観光圏事務局は湯沢温泉観光協会に設置され、湯沢町の観光業界全体が一致団結して取り組んでいるという姿勢が見えてこない。
他の参加市町村においても、連携して進むということでは合意しているようであるが、事務局体制や負担金等の問題では細部の検討が不足しているという指摘もある。
全国の49観光圏から6観光圏に絞られ、そのトップランナーに位置づけられる雪国観光圏構想の実現こそ、今後の町の観光指針として重要な意義がある。
2年後の認定を目指し、雪国観光圏推進体制の早急な整備が必要であると思うが、事務局体制、推進協議会の役割、今後の展開についてどのように考えているのか伺いたい。

4.企画戦略推進室の設置は役場機構の改革と併せて実施を。
 チャレンジする行政への転換を目指して「企画戦略推進室」を設置するということであるが、各課の業務を集約して各課から職員を集めるだけでは本当に機能する組織を作ることは難しく、かえって現組織を弱体化し、町民サービスを低下させることも懸念される。
人員削減を想定した中での現機構の実施以来、7年が経過して時代の推移に併せた機構の見直しの時期が来ているように思われる。
 時代の要請に合わせた役場組織の改革を検討し、それによって町長が期待する「企画戦略推進室」を設置すべきであると考えるが、町長の考えている企画戦略推進室の役割と設置方法を伺う。
平成26年3月12日(午後3時00分)散会

平成26年第1回(3月)湯沢町議会定例会
議  事  日  程 [第4号]
平成26年3月24日 午前9時30分開議
1.開議宣告
1.議事日程の報告
日程 議案番号 件名 結果  
(一般会計補正予算審査特別委員会審査報告)  
第1 議案第11号 平成25年度一般会計補正予算(第10号)について 原案可決
(総務文教常任委員会審査報告)
第2 議案第1号 湯沢町職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第3 議案第2号 湯沢町課設置条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第4 議案第3号 湯沢町総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第5 議案第4号 湯沢町行政改革推進委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第6 議案第5号 湯沢町入湯税条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第7 議案第6号 湯沢町社会教育委員設置条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第8 発議第1号 立憲主義を否定する集団的自衛権行使容認の「解釈改憲」に反対する意見書の提出について 原案可決
第9 請願第1号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書提出に関する請願 不採択
(厚生福祉常任委員会報告)
第10 議案第10号 湯沢町病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第11 議案第12号 平成25年度国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について 原案可決
第12 議案第13号 平成25年度介護保険特別会計補正予算(第3号)について 原案可決
第13 議案第16号 平成25年度病院事業会計補正予算(第3号)について 原案可決
(産業建設常任委員会審査報告)
第14 議案第7号 湯沢町道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第15 議案第8号 湯沢町下水道条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第16 議案第9号 湯沢町給水条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
第17 議案第14号 平成25年度下水道特別会計補正予算(第3号)について 原案可決
第18 議案第15号 平成25年度水道事業会計補正予算(第3号)について 原案可決
(当初予算審査特別委員会審査報告)
第19 議案第17号 平成26年度一般会計予算について 原案可決
第20 議案第18号 平成26年度国民健康保険特別会計予算について 原案可決
第21 議案第19号 平成26年度後期高齢者医療特別会計予算について 原案可決
第22 議案第20号 平成26年度介護保険特別会計予算について 原案可決
第23 議案第21号 平成26年度下水道特別会計予算について 原案可決
第24 議案第22号 平成26年度水道事業会計予算について 原案可決
第25 議案第23号 平成26年度病院事業会計予算について 原案可決
第26 議案第24号 平成25年度一般会計補正予算(第11号)について 原案可決
第27 発議第2号 議会運営委員会の閉会中の継続調査について 決定
第28 発議第3号 総務文教常任委員会の閉会中の継続調査について 決定
第29 発議第4号 厚生福祉常任委員会の閉会中の継続調査について 決定
第30 発議第5号 産業建設常任委員会の閉会中の継続調査について 決定
第31 発議第6号 議会広報常任委員会の閉会中の継続調査について 決定
第1 発議第7号 湯沢町議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決
平成26年3月24日(午前11時20分)閉会